• PMJ

古い型式のスナイプを改造する-2

29300番代の船がオーバーホールのために工場にやってきました。

トラベラーシステムや、ジブリーダートリムシステムの新設などをしていくのですが、デッキレイアウトが最近の船とは異なるので、同じような船に乗っている人の参考になればと思い今回のブログを書きます。


前回→【 https://onl.la/gan7axzは穴を塞ぐところまで書きました。

部品を取り付けるところから書きます!と書いていましたが一緒にジブレールを外していたのでその穴の塞ぎ方の説明から。

PMJではよく前回紹介した3Mのパテを使います。


そしてパーツが付くと以下のようになりました。

使用したパーツを図解するとこんな感じです。

A39 アレン デッキブッシュ

#499 ハーケン ファストリリースフェアリードカム

#416 ハーケン 16mmチークブロック

#344 ハーケン 29mmトリプルスウィベルブロック

#342 ハーケン 29mm ダブルスウィベルブロック

#089 ハーケン 29mm インラインイクジットブレットブロック

#233 ハーケン 22mm チークブロック


今回わざわざジブレールとオーバーラップする用に取り付けたのは、単純にジブレールの後ろにトラベラーを取り付けてしまうと後ろ過ぎるからです。

スキッパーが何気なくセーリングでハイクアウトすると大体メインラチェットのすぐ横でハイクアウトすると思います。写真で見てわかるようにジブレールの後ろにカムがあると、ハイクアウトした足の下にカムが来ることになってしまいます。「じゃあ後ろに乗ればいいじゃないか」という人もいるかもせいれませんが、後ろに乗るとバウが浮いてしまって早く走ることが出来ません。

下の写真はPMJのninja2スナイプのジブレールとトラベラーカムの部分ですが、メインラチェットの横でハイクアウトすると、ちょうどトラベラーなどのコントロールロープの艤装が手元にあるようにレイアウトされています。これによってストレスなくセールのトリムが出来ますね。

更に実はこの場所は船の重心の位置とほぼ同じです。スキッパーが何気なく船の重心のすぐ後ろに乗って、クルーが重心のすぐ前に自然と乗るようになっています。こうすることで乗員の重心が船の重心と一致してピッチングモーメントの値が早くなり、速く走れる要素が増えます。

またまた更にこの場所は船の幅が最大になる場所なのでハイクアウトでより船のヒールが起こせて速く走れます。

何気なくついているパーツや船の形ですが、自然と速く走れる工夫を凝らしてあります。


では次回はジブリーダーの艤装について書いていきます。

お楽しみに!

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