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ワイヤー類の点検

これから寒い時期になりますが大きな大会が盛り沢山ですね。

今回は大きな大会の始まる少し前に点検しておきたいワイヤー類の点検方法です。

ロープや部品の交換はレースの数日前に行っても特に問題はないかもしれません。しかし、ワイヤー類は少なくとも1ヶ月ほど前に点検したほうが無難です。理由は新しいワイヤーはしばらくの間、初期伸びがあるからです。朝完璧にセッティングを出したつもりが帰ってきて測ったら全く違う数値になっていたなんてことでは意味がありませんね。また自分でニコスリーブ(銅管)をカシメる事が多いと思いますが、それを何度か実際に使って確実にカシメられているか確認できるという側面もあります。

今回は470のマストを使って点検方法の説明ですが、すべてのクラスでやり方は大きく変わりません。

マストは倒してから確認を始めます。

サイドステーの下から確認を始めます。

ターミナルの部分はよくサビが出ます。

サビは他の場所にもサビを発生させてしまうので錆落としで落としましょう。

サビを防ぐために普段真水でよく洗うのと、たまに油を塗ってあげてもいいかもしれません。サビの部分は切れているかもしれないのでよく確認します。

サイドステーを軽く触りながらトップ側に移動していきます。引っ掛かりがあると、そこが切れている可能性があります。

スプレッダー部分はテープなどで内側が見れないのではがします。

欲を言えばロウ糸も外して内側の確認をします。こう言う時にワイヤークリップだと躊躇なく確認できます。


この要領でトップ側まで確認します。

反対も同じように確認します。

サイドステーの他に

フォアステー

ジブハリヤード

メインハリヤード

シーブボックスのネジも確認します。

それが終わったら、ハリヤードをフリーにして下から引き抜いていきます。

引き抜くことでそれまでマストの内側で見えなかったところが確認できます。

ジブハリも同じく。

写真にはないですが同じように、スピンハリ、トラピーズワイヤ、ラフワイヤーも確認して良いでしょう。


これで大体の確認は終わりです。

ディンギーで使われているワイヤーは激しい衝撃がかかることや、そもそも切れてしまうと怪我のリスクがあること、また高額なマストや船にダメージが及んでしまうことも考えて、一本でも素線が切れていれば交換を検討しても良いと思います。

最後に点検箇所まとめを作っておきます。

マストハリヤード類確認リスト(470/420)

サイドステー

断線はないか

スプレッダー部の確認

フォアステー

断線はないか

スウェージング部の確認

ジブハリヤード

断線はないか

スウェージング部の確認

ハリヤードロープのほつれはないか

メインハリヤード(ワイヤーの場合)

断線はないか

スウェージング部の確認

ハリヤードロープのほつれはないか

メインハリヤード(ロープの場合)

トップの結び目の部分のほつれはないか

クリート部分のほつれはないか

トラピーズワイヤー

断線はないか

スプレッダー付近のキンクはないか

スウェージング部の確認

トッピングリフト/ダウンホール

ほつれはないか

普段内側に隠れている部分の確認

​ラフワイヤー

断線はないか

スウェージング部の確認


マストハリヤード類確認リスト(スナイプ)

サイドステー

断線はないか

スプレッダー部の確認

フォアステー

断線はないか

スウェージング部の確認

ジブハリヤード

断線はないか

スウェージング部の確認

ハリヤードロープのほつれはないか

メインハリヤード(ワイヤーの場合)

断線はないか

スウェージング部の確認

ハリヤードロープのほつれはないか

メインハリヤード(ロープの場合)

トップの結び目の部分にほつれはないか

クリート部分のほつれはないか

ラフワイヤー

断線はないか

スウェージング部の確認

420

470

スナイプ


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