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マストの左右対称

過去のfacebookの投稿です。


今回は420級でマストの左右対称をしていきます。 人によっていろいろなやり方があると思うので参考にして貰えれば、と思います。

マストの左右対象は新しいマストを使う時や、自分が初めて乗る艇の時に行う基本的なことです。これが出来ていないとスターボード、ポートでセールの形が違ったモノになってしまいます。

1. 昨日このページで紹介した様にサイドステーにスプレッダーの先端ピースを左右同じ位置に取り付けます。

2. スプレッダーから先端ピースごとサイドステーを外してマストを立てます。テンションはサイドステーがピンと張る程度に入れます。

3. メジャーをメインハリヤードに付けて適当な位置まで上げ、左右のサイドステーピンまでの長さを測ります。これでマストが真っ直ぐ立っているかの確認をします。この時左右でメジャーを引っ張る強さが変わったり風が吹いたりすると左右で違う数値になってしまうので注意して下さい。

4. マストトップから左右のサイドステーピンまでの長さが合う様にマストパートナーのガタ止めを行います。



5. 次にスプレッダーの振り角度を左右対称にします。 スプレッダーの前側にサイドステーが来る様にして、そのサイドステーに、スプレッダーが触れるか触れないかギリギリで止まる様にスプレッダーのネジを回します。


6. 左右ともそれが出来たらスプレッダー先端ピースをスプレッダー本体に取り付けます。420級の場合スプレッダー長さは480mmから500mm程度の様です。

7. これで左右対象は終了です。ただこの時ディフレクションやサイドテンション、レーキなどのチューニングは何も出ていない状態です。急にこのままの状態でテンションを入れることはやめましょう。数値を軽く合わせてからテンションを入れてチューニングを行いましょう。

どのビルダーのどの艇種の船でも左右対象の確認は必ず必要です。ビルダーは船が左右対象になる様に最善を尽くしますが数ミリの誤差は必ず生じます。さらに船は時間を経るに従って少しずつ歪んでいく物です。定期的にこの様な確認は必要になります。シーマンシップとはこの様なことを言うんですね。

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